耐震リフォーム

様々な方法で耐震リフォーム

木造住宅は壁・柱・はりが一体となって地震に耐えるようになっています。
柱とはりや土台との仕口が外れると、軸組としての力がうまく伝わらず、
住宅が倒壊・大破することになります。仕口等がどのように作られているのかを確認し、
必要な部分を金物などでしっかりとつなぎ合わせる(緊結)必要があります。

壁の補強

「壁の補強」は特に重要となります。

壁の耐震補強工事では、具体的には、壁を解体して中に筋交いや金物を入れたり、「構造用合板」と呼ばれる厚みと強度のあるベニヤ板を既存の壁に貼り付けます。


基礎の補強

まずは床をあけて、基礎の状態を確認します。

コンクリート基礎が無い場合は新たに施工したり、軽くて丈夫な炭素繊維を貼り付けることでひび割れを補修し、強度アップすることができます。

屋根の軽量化

古い木造住宅でよく使われている瓦屋根は、
屋根全体で6トンもの重さになると言われています。

その状態で地震の力が加わると、重心が高いために揺れが大きくなり、家が受ける負担は大きくなります。そのため屋根を軽くすることで、家にかかる負荷を小さくなり、耐震へと繋がります。


耐震工法のご紹介

下記に紹介する耐震補強工事の種類は、ほんの一部ですが状況やお客様のご要望によって最適な工法をご提案いたします。
木造住宅は壁・柱・はりが一体となって地震に耐えるようになっています。柱とはりや土台との仕口が外れると、軸組としての力がうまく伝わらず、住宅が倒壊・大破することになります。仕口等がどのように作られているのかを確認し、必要な部分を金物などでしっかりとつなぎ合わせる(緊結)必要があります。

  • GHハイブリッド制震工法
    間取りなどに応じて3種類の設置方法を
    組み合わせて使用します。
    (1) 「内壁設置型」:壁の内部に取付ける方法。
    (2) 「外壁設置型」:既存外壁の上から施工が可能。
    (3) 「仕口設置型」:開口上部等の壁内に取付ける。
  • 耐震セイフティ工法
    窓などの開口により筋交いの取り付けられない壁に耐震補強三角火打金物で耐力壁をバランス良く設置する方法
  • GD耐震補強システム
    工期が短くお施主様のストレスが少なくすみます。
    開口部(窓等)があっても補強できます。
  • 木造軸組補強工法
    「仕口ダンパー」「耐震リング」
    建物の変形を小さくし、倒壊を防止します。補強工事のコストを低減します。軽量、コンパクトで取り付けが簡単です。長期耐久性があり日常のメンテナンスは不要です。

補助金申請に対応した診断方法だから、結果が信頼できる

耐震診断と耐震補強における助成制度(補助金対象、金額)についてご紹介します。

  • 補助対象費用
    長期優良住宅化リフォーム推進事業に必要な費用とする。
    ・耐震性、劣化対策、省エネ性等の住宅性能向上のための工事
    ・上記以外の住宅性能の向上に必要な工事
    ・インスペクションの実施や維持保全計画の作成等に必要な費用
  • 補助対象費用
    ・補助率…1/3
    (左記のリフォーム工事を行う建築主等に
     対して、国が費用の1/3を支援)
    ・上限…100万円/戸(一部200万円)
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